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テテのVlive2021年7月24日投稿分はモッパン動画!
2021年7月24日のVliveにテテの動画が投稿されました。
今回の動画はモッパンで、食べていたのはスイカじゃなくて「お寿司」です。
しかも、「キンパ」のような巻き寿司ではなくて、日本人にはお馴染みの「江戸前(握り)寿司」で、飲み物はコーラではなく、ファンタオレンジのようでした。
「モッパン」とは?
「モッパン」は韓国語で、食べ物を食べる番組放送の事で、「出演者が食べ物を食べるシーン」を指す造語です。
韓国語の「食べる=モクタ」と「放送=バンソン」の頭文字をとると「モクパン(MUKBANG)」で、実際の発音が「モッパン」と聞こえることから、生まれた言葉です。
テテがVlive/動画モッパンで流した洋楽のタイトル
Knockin’ On Heaven’s Door
1曲目は、音楽界の重鎮 ボブ・デュラン(Bob Dylan)の「Knockin’ On Heaven’s Door(天国への扉)」です。
ボブ・デュランは、音楽界で最も権威ある賞と言われるグラミー賞だけでも10回以上の受賞歴があり、ロックの殿堂入り(1988)を果たし、アカデミー歌曲賞(2000)のほか、フランス芸術文化勲章(1990)、アメリカ国民芸術文化勲章(2009)、大統領自由勲章(2012)などの勲章も授与され、名門大学の名誉博士号なども獲得しており、「卓越した作詞力でポップミュージックとアメリカ文化に大きな影響を与えた」としてピューリッツァー賞特別賞(2008)を受賞後、詩の表現が文学として高く評価されたことで、村上春樹をおさえてノーベル文学賞(2016)を受賞した時は、世界中が異例の授賞にどよめきましたよね。
また、ボブ・デュランが影響を与えたアーティストは数知れず、ザ・ビートルズやジミ・ヘンドリックス、オアシスやベック、エド・シーラン、吉田拓郎、井上陽水、桑田佳祐などなど、V(テテ)に限らず、数多くのミュージシャンが影響を受け、はたまた、小説や映画などのカルチャー全体へもたらした影響もかなり大きいです。
Belle
2曲目は、偉大な70年代ソウル・アーティストのアル・グリーン(Al Green) の「Belle(愛しのベル)」です。
1977年発表の『The Belle Album』から最初にカットされたシングルでしたが、ビルボード誌HOT100の80位台にしばらく顔を出した後、すっと消え、2度と浮上することはなかった楽曲で、偉大なソウル・アーティストの最後のソウル・モーメントとなった曲です。
テテが1995年生まれという事を考えると、ずいぶん昔の曲をチョイスしていたり、しかも「ヒット曲」とは、お世辞にも言い難い・・・と、テテらしい選曲だなぁ〜と感心すると共に、そのテリトリーの広さに驚いてしまったのは、私だけではないですよね。
この曲は、日本では発表の翌年(1978)に、当時TBSテレビが生中継していた『東京音楽祭』の第7回大会にエントリーして、日本武道館で生演奏する事となり、最高賞であるグランプリと新しいファンの両方を獲得しています。
Love Me Like You Do
3曲目は、エリー・ゴールディング(Ellie Goulding)の「Love Me Like You Do」です。
この曲は、2016年にグラミー賞を受賞していて、とてもキャッチーで聞きやすい曲ですよね。名作映画『Fifty Shades of Grey』のサウンドトラックに使われていて、多くのミュージシャンがこの曲をカバーしています。
ただ、この曲に関しては、テテが新社屋について語っていた時に曲が始まり、歌いはじめと共に視線を手元に向け、すぐさま次の曲を流しているので、テテのオススメというよりは、勝手に流れてしまった曲かもしれないですね(笑)。
PVにも映画のワンシーンが出てくるのですが、映画のサントラだけあって、映画(の映像や内容)ととてもマッチしている1曲です。
Don’t Look Back In Anger
4曲目は、イギリス・マンチェスター出身のロックバンドOasis(オアシス)先輩たちの「Don’t Look Back In Anger」です。
この曲は、アルバム『〈What’s the Story〉Morning Glory?』(1995)で発表され、翌年(1996)にシングルカットされた曲で、全英シングルチャート1位を獲得した自身2作目の楽曲で、イギリスのマンチェスターで起こったテロ事件に対するアンセムとしても有名です。
マンチェスターテロ事件のアンセムとは?
2017年5月22日の夜、アリアナ・グランデのコンサート会場で、最後の曲『One Last Time』を終えた直後にその事件は起こりました。
帰宅しようと出入口付近に人が集まるタイミングを見計らい、会場の出入口近くのロビーで決行された自爆テロによる爆発で、子供を含む22人の死者、負傷者59人を出す大惨事となりました。
また、6月3日には、ロンドン橋付近でもテロ事件が発生し、犠牲者は8人。容疑者3人は射殺されました(いずれのテロ事件も、IS(イスラム国)が犯行声明を出しています)。
そして、一連のテロ事件の犠牲者を追悼するための集会で、一人の女性が歌い始めると、集まった人々が呼応し、自然発生的に大合唱となった・・・という楽曲が、この『Don’t Look Back In Anger』なのです。
At Last
5曲目は、60年代の偉大なブルース、ソウル、R&B、ジャズシンガーのEtta James (エタ・ジェイムズ)の「At Last」です。
この曲のオリジナルは、1942年のアメリカ映画『Orchestra wives(オーケストラの妻たち)』で、Mack GordonとHarry Warrenによって作詞作曲され、劇中では、グレン・ミラーオーケストラの演奏に合わせて、Ray Eberle(レイ・エバリー)とPat Friday(パット・フライデー)=Lynn Bari(リン・バリ)の吹き替えで歌われているのですが、「At Last」と言えばEtta Jamesを思い出す人が多いのではないでしょうか。
また、この曲は、映画「ドリームガールズ」でBeyoncé(ビヨンセ)が歌っていて、オバマ大統領就任の舞踏会でも、彼女はこの曲を披露したり、
エタ・ジェイムズを敬愛するChristina Aguilera(クリスティーナ・アギレラ)によってもカバーされ、彼女はエタの葬儀でもこの曲を歌っていたり、
Cyndi Lauper(シンディ・ローパー)、Stevie Wonder(スティービー・ワンダー)、Bobby Caldwell(ボビー・コールドウェル)のほか、
Bing Crosby(ビング・クロスビーは、イントロに、オリジナル(?)のバース(序章)までついた楽曲として、カバーされており、多種多様な「At Last」を楽しむことができます。
また、欧米ではウェディングソングの定番にもなっているようです。
CORSO
6曲目は、とつぜん流れて「最近僕が聞いている歌」とテテが紹介した Tyler,The Creator(タイラー・ザ・クリエイター)の「CORSO」です。
Tyler,The Creatorz(本名:Tyler Gregory Okonmaタイラー・グレゴリー・オコンマ)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州ラデラハイツ出身のラッパーで、ソングライター、音楽プロデューサー、デザイナー、映像作家でもあります。
2010年代初頭に活躍したオルタナティブヒップホップグループOdd Future(オッド・フューチャー)の創設者(リーダー)で、ほぼすべての作品でラップとプロデュースを担当し、ソロアーティストとしては、6つのスタジオアルバムをリリースし、ほとんどの楽曲で自身がプロデュースを行っています。
これまでにグラミー賞、ブリット・アワード、MTVビデオ・ミュージック・アワード、ウォール・ストリート・ジャーナル・アワードを受賞し、Odd Futureのリリース作品のカバーアートをすべて手がけ、グループの衣装やその他のグッズデザインもタイラーが制作。2011年には自身のファッションブランドGolf Wangを立ち上げ、2012年からはCamp Flog Gnaw Carnivalという毎年開催される音楽フェスティバルも主催しています。
End of the Road
7曲目は、米国フィラデルフィア出身のヴォーカル・グループBoyz Ⅱ Men (ボーイズⅡメン)の「End of the Road」です。
この曲は、1992年の全米ツアーの最中にも関わらず、頻繁にスタジオ入り作り上げた楽曲で、ケネス「ベイビーフェイス」エドモンズがプロデュース兼共作を担当したエディ・マーフィの映画「ブーメラン」のサウンドトラックの1曲でした。
1992年にリリースしたこの曲は、アメリカ国内にとどまらず世界各国のチャートで1位を記録し、エルヴィス・プレスリーが数十年前に達成した記録を打ち破って、ビルボードヒットチャート13週連続1位という記録を樹立。続いてリリースした「I’ll Make Love to You」 (同チャート14週連続1位)、「One Sweet Day(with Marish Carey)」(同チャート16週連続1位)でさらに記録を伸ばしました。
BoyzⅡMenのビルボードチャート1位在位期間では通算50週。
まとめ
◉テテが2021年7月24日にVliveに投稿したモッパン、食べ物は『お寿司』。
◉「今日の主人公」として自分の声より優先して流したオススメ曲は全部で7曲。
- Knockin’ On Heaven’s Door
- Belle
- Love Me Like You Do
- Don’t Look Back In Anger
- At Last
- CORSO
- End of the Road