都内屈指の打ち上げ花火の大会である『いたばし花火大会』。
東京都板橋区と埼玉県戸田町が、荒川を挟んで、複雑に入り組んでいたのを是正した境界変更を機に、これからも末長くお付き合いしていこうと、戸田町の依頼により、板橋区が後援することで始まった花火大会です。
もくじ
いたばし花火大会 2019
『いたばし花火大会』は、毎年、8月の第1土曜日に開催されます。
開催日
2019年8月3日(土) ※ 荒天の場合は、翌4日に順延
開催時刻
開始:19時 終了:20時30分 (予定)
開催場所
板橋区 荒川河川敷
最寄駅
高島平駅、西台駅、蓮根駅、浮間舟渡駅
60回記念大会はここがすごい!
今年は60回目の記念大会!都内最長クラスの「大ナイアガラの滝」以外にも、見どころ盛りだくさんの花火大会になりそうです。
尺玉6連発!
尺玉花火を単独で、6玉連続で打ち上げます!
これは、60回目を数える『いたばし花火大会』史上でも初となる試みで、夏の夜空を彩る尺玉花火は、ひと玉でも見応え十分なのに、贅沢にも、連続して6発も打ち上げるのですから、その臨場感は、是非、会場で体感してみたいですよね!
尺玉打ち上げ数は60発!
尺玉花火の打ち上げ総数は、60回記念大会にちなみ、なんと60発!!
荒川を挟んだお隣、『戸田橋花火大会』の打ち上げ花火と合わせると、その総数は、110発もの尺玉花火が打ち上げられます。
大玉は4発に!
東京都内の尺玉花火の打ち上げは、ほとんどが4号玉から8号玉の中、『いたばし花火大会』では、10号玉が、なんと100発も打ち上げられます。
さらには、東京で最大の尺玉花火と言われる大玉「尺五寸玉」(15号玉)が、この『いたばし花火大会』だけで、4発も打ち上げられます。
15号玉の打ち上げは、都内23区で唯一『板橋区』だけが打ち上げ会場となります。ぜひ、都内近郊にお住いの方は、「尺五寸玉」(15号玉)の迫力を会場で体感しましょう!
名物「大ナイアガラの滝」
関東では最大級と言われる『いたばし花火大会』の名物「大ナイアガラの滝」は、総延長700mにもおよぶ、迫力満点の仕掛けとなります。
広い荒川河川敷ならではの壮大な大瀑布。その眩いまでの光の束は、圧巻です!
花火師10名が夢の共演!
この『いたばし花火大会』に日本最高峰の花火師が10名も集結し、夏の夜空を贅沢に彩る「夢の共演」が実現されます。
花火職人による渾身の1発が、いたばしの夜空をどう彩るのか・・・。
こんな贅沢な共演は、見逃せませんよね!
打ち上げ数は約12,000発!!!
同時開催される『戸田橋花火大会』との打ち上げ花火の総数は、約12,000発! こんなにたくさんの花火を都内で一挙に見られる大会は、そうそう多くはありませんので、都内近郊に住んでいるなら、見逃せない花火大会です。
いたばし花火大会の屋台情報まとめ
「花火大会」といえば、夜空に舞うキレイな花火を観賞するのはもちろんですが、色々な屋台をのぞいて周り、お祭り気分を味わってみるのも、楽しみ方のひとつですよね。
また、花火=夜に開催されるので、ちょっぴり小腹が空いたり、出来ることなら、屋台の飲食で夕飯をすませてしまおう!なんて考える方も多いですよね。
そこで、『いたばし花火大会』における「屋台」について、ご紹介したいと思います。
会場内で飲食物が買える場所
軽食やソフトドリンク、おつまみにアルコール飲料など、食べ物や飲み物を購入できる売店が、場内には、計10箇所用意されており、空腹を満たすことも、乾いた喉を潤すことも、はたまた、ほろ酔い気分で夏の夜風を受けながら、花火鑑賞に興ずることだってできちゃいますよ!
有料観覧指定席の利用者専用となりますが、陸上競技場内に15台ほどのケータリングカーが集合し、フードトラックマーケットが出現!!
個性豊かなケータリングカーが15台も並んでいたら、アレコレ目移りしてしまって、何にするのか、選ぶ楽しみも味わえそうですね!
また、一般席エリアとなる野草広場(芝生系広場ゾーン)や荒川戸田橋野球場(軟式&硬式)付近にも、屋台が多数出店されますので、屋台フードを楽しむなら、花火の打ち上げ会場を挟み、荒川の上流側(野草広場)と下流側(荒川戸田橋野球場)へどうぞ!
会場外で屋台が出ている場所
駅から会場へ向かう道沿いに屋台が出ています。ただ、戸田側と比べてしまうと、板橋側では屋台の出店に規制があるためか、ポツリポツリと点在しているイメージで、ちょっぴり物足りないかも・・・。
とは言え、西台駅や高島平駅から会場に向かう通り沿いのお店屋さんが、店先を利用して、ところどころで店頭販売をしていたりもするので、屋台とは違った、そのお店ならではの美味しいものを見つけることができるかもしれないですよ!
どんな屋台があるの?
お祭りなどで見かける屋台や露店と言われるお店の代表的なものが、だいたい揃っています。
例えば、お好み焼き、広島焼き、焼きそば、たこ焼き、じゃがバター、焼き鳥、フランクフルト、イカ焼き、きゅうりの一本漬け、からあげ、牛串焼、ケバブ、スパイラルポテト、シャーピン(中華おやき)、かき氷、綿あめ、あんず飴、ベビーカステラ、チョコバナナなど
屋台の営業時間ってどんな感じなんだろう?
だいたい16時頃からはじまり、21時頃には終わる感じかな。
花火が楽しめる穴場スポットは?
快適に花火を鑑賞したいなら、有料の観覧席を事前に購入しておくのが一番ですが、人出を感じながら、わいわいしたいなら、返って観覧席を手配せず、花火が見える場所を探しながら楽しむのがオススメです!
たとえ無料の観覧席であっても、会場での一体感が楽しめたり、花火がキレイに見られるオススメの場所がありますので、ここでは、そんな穴場スポットをご紹介したいと思います!
【野草広場】
板橋側のおすすめスポットは、無料の一般席エリア内、荒川上流の荒川戸田橋緑地にある「野草広場」です。野草系広場ゾーンや芝生系広場ゾーンに分かれるこの公園広場なら、視界を遮る建物が周りにないので、花火をキレイに見ることができますよ!
《交通アクセス》
都営三田線「西台駅」から徒歩20分、都営三田線「高島平駅」から徒歩25分
【荒川戸田橋野球場】
そして、同じく無料の一般席エリアの中からもう一つオススメなのが、野草広場を下流に移動した「荒川戸田橋野球場(軟式野球場・硬式野球場)」です。こちらの会場は、独特な一体感があり、鑑賞しながら盛り上がりたい!という方にオススメで、比較的、場所取りもしやすいのがポイントです。
《交通アクセス》
都営三田線「西台駅」から徒歩25分
【浮間公園】
荒川を下流に、中山道をも渡ってしまうので、いたばし花火大会の会場からは、少し離れる印象もあるかもしれませんが、メイン会場の人混みを思えば、ずいぶん快適なのが「浮間公園」です。
駅から公園入口までは徒歩1分と、駅近なのもおすすめポイントで、屋台も多少出ていますが、駅前にコンビニもあるので、飲料系調達なら、コンビニを利用するのが良いかも!
《交通アクセス》
JR埼京線「浮間舟渡駅」より徒歩1分
【イオン板橋ショッピングセンター】
花火大会会場からは、少し離れた場所ですが、入場整理券さえ入手できれば、会場より、ゆったり余裕を持って見ることができるので、小さなお子さま連れの場合などは、こちらの「イオン板橋ショッピングセンター」の屋上がオススメです。
イオン板橋ショッピングセンターの屋上を利用するには、事前に「整理券」を入手する必要があり、当日の17時より先着順で配られます。
《交通アクセス》
東武東上線「東武練馬駅」より徒歩1分
イオン板橋ショッピングモールHP https://www.aeon.jp/sc/itabashi/